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ペイアウト率とは?
世界中には多種多様なギャンブルが存在します。 競馬、競輪、競艇、オートレース、スポーツブック、カジノ、麻雀、宝くじ、ロト、キノ、ビンゴ、パチンコ・パチスロなど、時代を問わず、今日も多くの人々を魅了し、夢を与え続けながら成長と発展を遂げています。
これらのギャンブルは大きく二つに分類され、一つは賭け事を運営する胴元(主催者、店、親、ハウス)が存在するギャンブル、もう一つはプレイヤー同士が行うギャンブルとがあります。 その中でオンラインギャンブルであるオンラインカジノは、カジノと同じく前者となり、賭け金の一部を胴元が摂取するギャンブルとなります。
ギャンブルは、必ず胴元が儲かるようにできている
胴元が存在するギャンブルにおいて、胴元側は遊戯場や娯楽場を設けてディーラーやゲームマシンなど、ギャンブルをするために必要な人件費や設備費を投じてプレイヤーにギャンブルを楽しんでもらうための場を提供します。
そのため、このようなギャンブルにおいては、胴元が必ず勝つようなシステム、または有利な条件でないと胴元側が潰れてしまい経営や商売として成り立ちません。
例えば、競馬などの公営競技では売上額の2割から3割、宝くじにおいては発売総額の約半分が主催者側の利益(取り分)となり、残りのお金を参加者同士で分け合うという図式になっています。
控除率(ハウスエッジ)とは?
ギャンブルを運営する胴元が、賭ける者に配分せずに、自ら取得する割合を「控除率」または「ハウスエッジ」と言います。
オンラインカジノも同じく、カジノ側が有利になるようにゲームのルールや配当があらかじめ決められており、その有利な比率のことを意味します。
例えばルーレットを使って控除率を考えてみます。
ルーレットには二つのタイプがあります。
数字の0のみがある「ヨーロピアンタイプ」と、0と00のある「アメリカンタイプ」です。
ここでは、アメリカンタイプのルーレットを例に控除率を算出してみます。
配当は36倍だが、当たる確率は36分の1ではない
ルーレットの目は、0と00と1〜36の数字で構成されています。 数字の数は全部で38種類あり、どの数字が出る確率も一律38分の1です。 1つの目に賭けて(一点張り)当たった場合の配当は36倍ですが、当選確率は38分の1となりますので、運よく確率以内に当たり続けることができればプレイヤー側はプラスとなりますが、長い目で見た場合プレイヤーは必ず損をするようになっています。
それは、36種類の数字とは別に0と00の2つの目が余分に存在するためで、プレイヤーは賭け金の大小に関わらず一回の勝負で賭けた額の、36/38=94.74% が払い戻されるということになります。
また、一点張りに限らず、赤か黒など、どこに賭けても36を的中数で割ったものが配当となり、当たる確率と払い戻しの関係は変わりません。
よって、アメリカンタイプでのルーレットの控除率(ハウスエッジ)は、一回の勝負につき賭け金(ベット)の94.74%がリターンとしてプレイヤー側に還元され、残りがカジノ側の取り分として控除されますので、5.26% (2/38)となります。
これにより、控除率(ハウスエッジ) + ペイアウト率 = 100% という図式が成り立ちます。
ハウスエッジがなければカジノは事業として成り立たない
多くのオンラインカジノが各ゲームごとに毎月のペイアウト率を公表しており、全てのゲームは乱数方式による確率でゲームの抽選を行っている関係でまれに月間ペイアウト率が100%を越える場合もありますが、ハウスエッジが存在する以上、長い目で見た場合、100%を超えることは統計的に難しいでしょう。
このように全てのカジノゲームにはなんらかのハウスエッジが定められており、これによってカジノ側は賭場を提供するだけで自然と儲かるシステムになっているのです。
ペイアウト率
ペイアウト率とは、「賭けた金額に対して、払い戻される金額の割合」を表します。 ペイアウト率は、「還元率」、「期待値」、「機械割」、「出玉率」、「払戻率」など、ギャンブルの種類によって呼び名が異なります。
ペイアウト率は、前項で述べた控除率(ハウスエッジ)と関係しており、控除率が高いゲームではペイアウト率は低く、逆に控除率が低くなればなるほどペイアウト率は限りなく高くなります。
カジノの各ゲームは確率統計的に何らかのハウスエッジが発生するように配当やルールを決定して作られていますので、カジノ側は賭場を提供するだけで自然と儲かるシステムになっているのです。
オンラインカジノのペイアウト率はランドカジノと同じ
オンラインカジノのペイアウト率は年間を通しておおよそ94%〜98%位になっています。
これは、ラスベガス、マカオなどのランドカジノで公表されているものとほとんど変わらない数値で、いずれも全てのゲームを対象にして算出されたトータル的なペイアウト率を表します。
ペイアウト率はゲームの種類によって異なる
オンラインカジノのペイアウト率をゲーム別に見ると以下のようになります。
カードゲーム/テーブルゲームブラックジャック、クラップス、バカラなどはハウスエッジ(控除率)が低いゲームです。 ビデオポーカードローポーカーの代表作である、「ジャックス・オア・ベター」や「デュースワイルド」においては、パーフェクトストラテジ、セミパーフェクトストラテジといった長期的・確率的に有利なホールド手順を厳守することにより、99.5%以上の高い平均ペイアウト率を叩き出すことができますが、全てのプレイヤーがこれを実行しているわけではありませんので、全体的には98%前後となります。 ビデオスロット/スロットマシンオンラインカジノで一番人気のあるゲームジャンルです。ゲームのバリエーションが豊富で、ジャックポットやボーナスゲームなど、一撃の破壊力を秘めた機種が多く魅力があります。ペイアウト率は一般的に93〜97%で、プログレッシブ・ジャックポット機能があるスロットについては積立額も控除されるため通常のスロットと比べてペイアウト率は若干低くなっています。 キノ/ビンゴ/スクラッチカード日本で発売されている数字選択式宝くじ(ロト6、ミニロト)、スクラッチくじと同じく、一致した個数に応じて賞金額が変わるゲームでペイアウト率は80%前後となります。当選額は桁違いですが、運の要素が非常に強く、当選確率も現実的な数字ではありません。しかし、海外では宝くじと並んで根強い人気があり、ビンゴとスクラッチカードだけで運営しているギャンブルサイトもあるほどです。 |
オンラインカジノで遊べるゲームは一つのソフトウェアにつき300種類以上もあり、上記に分類されないゲーム(ダービー、パチンコなど)についてもハウスエッジは必ず発生するように作られています。
オンラインカジノは他のギャンブルと比べて勝ちやすい??
オンラインカジノの宣伝サイトなどで以下のようなプレイヤーを馬鹿にした謳い文句をよく目にします。
「宝くじ50%、競馬・競輪75%、パチンコ・パチスロ80〜90%に対し、オンラインカジノのペイアウト率は95%以上と高く、他のギャンブルと比べて有利!」 「オンラインカジノは、土地・豪華な建物や、ディーラーなどの人件費がほとんどかからないため、ラスベガスなどのランドカジノに比べてペイアウト率が高い!」 |
各ギャンブルのペイアウト率だけ見れば上記で間違いないのですが、これにはカラクリがあります。
解釈の違いにより、ペイアウト率は二種類の算出方法がある
ギャンブルのペイアウト率は以下のいずれかで算出されています。
1.延べベット枚数(IN枚数)に対するトータルの払い出し枚数(OUT枚数)の割合 2.入金(購入)総額に対する出金(払い戻し)総額の割合 |
パチスロ店を例に、1のペイアウト率を考察
1のペイアウト率は、マシン(台)が払い出したペイアウト率となり、ギャンブルの収支や胴元側の売り上げについては、プレイヤーがそのマシンでどれだけプレイしたかによって大きく変わります。最終的な収支(売り上げ)は、マシンのトータルIN枚数(総賭け額)とトータルOUT枚数(総払い出し額)の差となります。
パチスロホールを例にすると、いま機械割を110%と90%に設定したパチスロ機があるとします。二つの台を開店から閉店まで同じプレイ数で稼動した場合、平均マシンペイアウト率は100%となりますので、確率的に見た場合、店側とプレイヤー側の収支はそれぞれトントンになります。しかし、90%に設定された台はほとんど稼動せず、110%の台だけ一日中ブン回された場合はどうなるでしょうか?
110%の台の方に重みが傾き、二つの台のプレイ効率が均等ではなく異なりますので、トータルマシンペイアウト率は平均マシンペイアウト率の100%を上回り、110%に収束するようになります。
宝くじを例に、2のペイアウト率を考察
それに対して2のペイアウト率は、入金に対する出金の割合ですので、収支や利益は1のペイアウト率のようにマシンでプレイした回数ではなく、入金額(購入総額)に控除率を乗じて差し引いたものとなります。
例として、ペイアウト率(還元率)が45%となるように賞金額を設定した宝くじがある場合、購入した時点で1枚につき購入額の55%が胴元側にプールされ、残りの45%が還元(平均的に見た場合)される仕組みとなります。いくら購入しようがしまいが、このパーセンテージは絶対に変わりません。
オンラインカジノのペイアウト率はパチスロの機械割と同じ算出方式
オンラインカジノでは1の計算方式でペイアウト率を出しており、年間を通しておおよそ96%〜98%位になっています。 パチスロを例にして言い換えれば、全台最低設定で営業している解釈となります。
2の方式でオンラインカジノを見た場合ですと、プレイヤーのデポジット(入金)総額に対するオンラインカジノ会社が実際にプレイヤーに支払った総額の割合となりますが、パチンコ・パチスロ店と同じく、どこのオンラインカジノサイトを見てもこの方式で算出したペイアウト率はありません。
宝くじは時効による未換金額は除き45〜55%、公営ギャンブルでは約75%、パチンコ・パチスロホールでは一般的に85%以上となります。オンラインカジノでは各カジノゲームのマシンペイアウト率がすべて100%を超えないようにルール・配当を決定している関係で、パチンコ・パチスロのようにボーダーラインや最高設定など、マシンペイアウト率が一時的な場合は除いて総合的に100%を上回るカジノゲームがありません。そのため、入金に対する出金の割合はパチンコ・パチスロの85%以上と比べてかなり低い率だと思われます。
これらの理由により、各ギャンブルのペイアウト率の算出方式の違いに気づかずパーセンテージだけを比較して、「オンラインカジノが他のギャンブルと比べて一番甘い」という解釈は完全に誤りとなりますので注意してください。ゲーム自体がオンライン版となっただけで、ランドカジノ=オンラインカジノとなります。
他のギャンブルにはない、オンラインカジノ最大の武器
オンラインカジノは、ラスベガス、マカオなどのカジノゲームを旅費をかけずに自宅のオンライン上で楽しむもので、臨場感や場の雰囲気は本場には勝てません。 また、他のギャンブルと比べてオンラインカジノは群を抜いて凄いわけでもありません。
しかし、なぜ全世界で1億人近くのプレイヤーによってオンラインカジノは日々楽しまれているのでしょうか?
それは、ハウスエッジをカバーするものとしてオンラインカジノにはランドカジノと違い、「ボーナス」というものがあるからです。
このボーナスを活用することによりプレイヤー側を有利にすることができ、勝率が高くなります。 当然、もらえるボーナスのパーセンテージが高ければ高いほど有利になります。
年間を通じて全台パチスロの設定@で運営しているオンラインカジノに入金額に対してプラスアルファのお金がカジノからプレゼントされることにより、擬似的に設定を最高値に上げる役割を果たしています。
また、オンラインカジノの様々なプロモーション(ボーナスオファー、イベント、トーナメントなど)にできるだけ参加し、ボーナスや賞金を得ながら立ち回ることも勝利を掴む上でとても大切なことです。
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