オンラインカジノのゲーム履歴ID

オンラインカジノの各ソフトウェアに搭載されている「ゲーム履歴」という機能をご存じでしょうか？

パチスロでも最近はホールに設置してある「データロボ」に頼らず、筐体でボーナス間情報やスランプグラフなどを確認できる台が増えてきました。

オンラインカジノでも過去数十プレイの出目、ベット・払い出し額などを見ることができますが、利用されることはほとんどありません。利用目的としては、大きな配当を当てた時のスクリーンショットの取り逃がしや、出金要請の際の証拠画像、データの分析のために使う場合でしょう。

それ以外では私は「ゲームID」というものを一つの参考として利用しています。

プレイテックのカジノソフトを例にしますと、各ゲームのウィンドウ左下にある「メニュー」から「ゲーム履歴」をクリックして表示させます。（時間帯によっては一覧がなかなか表示されない時があります。）

そこには 10〜11桁のコード（ゲームID）がプレイ毎に発番されています。

この番号はカジノゲームサーバー（カジノ運営会社の系列またはグループ）ごとに番号が割り当てられており、プレイヤーがべットした順に一つずつカウントされています。

つまり、プレイ中にゲーム履歴を表示させて各ゲームの前後で発番されているコードの差が大きく開いていれば開いているほど、現在多くのプレイヤーによってベットされていることが分かります。

コードの間隔を集計してみると、世界中で一番多くベットされている時間帯は、日本時間では深夜2時頃であることが分かりました。（グリニッジ標準時・GMTでは、夕方の5時頃となります。）　この理由について、いつもお世話になっているカジノのアカウントマネージャーの方に質問しました。

その回答によりますと、この時間帯はヨーロッパ各国のプレイヤーが集中するためだと教えてくれました。確かに時差の関係で向こうは夕方過ぎになるので、仕事を終えた人々が次々とオンラインカジノにログインしてきます。オンラインカジノの知名度が極めて高い地域ですし・・・。当然、ベット回数が跳ね上がりますので、ジャックポットもこの時間帯によく当たっています。

「いつも多くのプレイヤーによってベットされているカジノ ＝ 人気カジノ」であることは言うまでもありませんが、このような観点でカジノの人気度をチェックするのも参考として面白いですね。

ゲーム履歴のIDからこのような考察をしたのは私が初めてだそうです。（カジノ関係者談より）

コメント（0）｜2008年7月 5日