ジャックポットスロット「メガムーラー」は、マイクロゲーミングの客寄せ戦法！？

オンラインカジノの各ソフトウェアには必ず大型のプログレッシブ・ジャックポットゲームがあります。

マイクロゲーミング社・・・「メガムーラー」、「メジャーミリオンズ」、「キングキャシャロット」 クリプトロジック社・・・「ミリオネアーズクラブ」 プレイテック社・・・「ゴールドラリー」、「ビーチライフ」 グランドバーチャル社・・・「ジュラシックキャッシュ」 ランダムロジック社・・・「ミリオネア魔神」

ジャックポットの額が大きく膨らめば膨らむほど話題を呼び、一攫千金を夢見て世界中の多くのプレイヤーが運試しにプレイしますので、ソフト会社やカジノ側は自然と商売が繁盛していきます。

登録しているカジノから 「○○のジャックポットがついに ○○ドルを超えました！」 といったメールがよく届きますね。それを元に様々なプロモーションやイベントを展開したりと双方共に盛り上がりをみせてますが、私としては単に話題作りのために当たらないジャックポットゲームを置いているだけに思います。

過去にこのような大型ジャックポットを射止めた方を分析しますと、登録して間もない新規プレイヤーが初めてジャックポットゲームをプレイして数十プレイで当たるといったビギナーズラックが目立ちます。

また、当たる時期で多いのが年度の始め（4月）だったり、年末などの繁盛期です。

ジャックポットの抽選契機は完全確率だとは思いますが、各ソフトウェア共それについては非公表ですので分かりません。巷でよく耳にする ジャックポットスイッチ という概念は信じたくありませんし・・・。

これらの大型ジャックポットゲームは、ある決まった額に満たないで当てられてしまうと話題もくそもありませんので、それまでは当たらないようにストッパーが働いているのではないかと疑いたくもなります。

一度意図した話題を作ることができれば、次のジャックポットの当たり期間が早い傾向があります。

「きちんと当たりを抽選してますよ！」と証明するために、話題作り中の大型ジャックポットの蓄積期間中はドルとユーロ以外の安い通貨でポツポツと当たることが多いのです。

基本的にすべてのカジノゲームは、カジノ側がゲームの抽選を行っているのではなく、ソフト会社がまかなってます。ですので、ソフト会社が開発した高度な乱数生成装置を信じるしかありません。

パチンコ・パチスロはメーカー公表および個人の解析で台のスペックや役の抽選契機を知ることができますので、攻略することにより負けにくくなりますが、オンラインカジノのスロットは中身が分からない ブラックボックス ですので、何を信じていいのか分かりません。

私の経験では、スロット以外のカード・テーブルゲームなどに関しては確率や理論値を出すことが容易なため今までプレイしてきたゲーム数からほぼその確率内に収まっています。ビデオスロットは面白いのですが、もう少しそのダークさをなくして欲しいと思うのが本音です。

今はいくら高額ジャックポットゲームがあっても躍らされず、

ただ貯まってるだけ！

　それがどうしたぁ？

と、強気の姿勢で気分転換に遊ぶ程度になりました。以前は、「ジャックポットを絶対に当ててやる！」とムキになって、スロットのハウスエッジとジャックポットの積立金が含まれるペイアウト率のクソ悪い大型ジャックポットマシンを人一倍灰になるまでプン回していました。

否定的な意見で長々と書きましたが、この先オンラインカジノが発展するためにはクリアな事業を展開していくことが大切だと私は思います。現状ではオンラインの特性上、相手が見えないので イカサマ臭い という風潮が目立ち過ぎます。日本人にミリオネアがたくさん誕生すれば言うことないですが・・・。

【2009年4月 追記】
「メガムーラー」とは別に続編の「Mega Moolah 5 Reel Drive」をリリースして大繁盛の中、現在520万ドル以上とジャックポット額が増え続けていますが、次はいくらで当たるのですかぁー？

コメント（2）｜2008年8月10日